ネタ WBS 08年10月29日(水)
■日経平均が大幅上昇
なぜ株価は上がったのか?
1週間ぶり8000円台
7.74% 今年2番目の上昇率
要因1 利下げ観測
日銀が利下げを検討するとの観測
利下げ ⇒ 内外の金利差拡大 ⇒ 円売り加速
円の安値(東京市場)
ドル 99円台(前日比5円以上円安)
ユーロ 127円台(前日比約10円円安)
輸出関連株が値を上げる
利下げ幅は少ないけど、利下げの実施で一方的に円が買われる状況からスタンスは変わるのでは
要因2 空売り規制
”緩い”空売り規制
政府 株式の空売りを禁止(ネーキッド・ショート・セリング)
空売りされていた銘柄が買い戻され、株価浮揚に繋がったとの見方もある。
”株安””円高”の連鎖は断ち切れたのか-
輸出企業は、以前高い水準にある円相場の煽りを受けている
電気(NEC、ソニー、キヤノンなど) 業績を下方修正
ホンダ 売上高、営業利益 下方修正
07年平均レート 08年(仮)
ドル = 113円 99円
ユーロ= 162円 110円
進んだ場合、
営業利益への影響
石油元売 +64.5%
自動車 -63.5%
一般機械 -11.4%
ハイテク -15.9%
企業決算 明と暗 円高の影響は
負のスパイラル
08年09月期中間決算
東芝 5年ぶり最終赤字
ソニー 3年ぶり純利益ダウン
商社は増収増益
円の独歩高がどれほど続くか?
調整起こるのでは。
新日鉄 通期の予想を上方修正
10円円高に振れると300億円増益。
需要に影響が出るから、なんとも。
企業の想定レートはユーロは130円とか140円。
円高が一服してもこの程度であれば、下方修正ありうる
円高の一方で 通貨安のアジア勢は
FPD2008
サムスン 7.9mmディスプレイ
ウォン安で拡大?
日本から部品購入多いので、差は無い。
通貨安を背景としたアジア勢の競争力アップ
”円”の今後と企業への影響
ブレが余りにも大きい
今後どういうレートで想定すればいいか分からない
傾向として、円高。
輸出がGDPの18%
電子電気、自動車、機械
影響が大きい
雇用も自動車で200万人以上
急激なブレを防ぐには?
協調介入は難しい、日本単独でも、と言う声も
どの程度効果があるか?
プラザ合意以降、企業は耐えてきたが、一定以上なら固定相場に戻すのもありでは。
一番避けたいのはドル暴落シナリオ
例えば、ドル、ユーロ、円を通貨バスケット制にするとか。一定以上のブレで変動しないように。
ドルの国債の価値が落ちると、大変。日本も中国も。産油国も。
そういう極端な議論も、わずかな可能性としてある。
数年。
■『給付金』年内実施を示唆
2兆円給付へ 年内実施を示唆
追加経済対策 現金やクーポンを直接支給
所得制限なく全ての世帯に支給
高速道路料金 1000円乗り放題へ
東京・大阪近郊を除き、土日・休日の高速道路料金を原則1000円にする方向へ
・ETC搭載車を対象
・平日は3割程度の割引
出来るだけ速やかに始めて、2年間実施する方針
必要な予算として、第2次補正予算に5000億円盛り込む
■フラッシュ・ニュース
・麻生総理 衆院解散『先送り』を表明へ
・財務局長会議 景気判断 全地域で下方修正 1998年以来約10年ぶり
・上期の自動車輸出 過去3番目の高水準も・・・
■特集 金融危機で個人投資家は・・・
特集 金融危機が個人マネー直撃
荒れる市場 その裏側で・・・
カブドットコム証券
毎朝、口座開設の申込書が。
10月に入ってから毎日500通。
マネックスラウンジ
CFD
ひまわり証券
今後、急速に拡大するかも。
レンタルオフィス
株のデイトレード
資金 100万円 ⇒ 2000万円
リーマンショックで340万円の損失
変動が激しい
リーマンショック以降、下落してるけど、個人投資家は買い越している。
マネー雑誌 『ダイヤモンド・ザイ』の編集者
エフエックス・オンライン・ジャパン
9月 イギリスの『IGグループ』と資本提携
ダイヤモンド・ザイ 浜辺 雅志 編集長
CFDが話題の商品
イギリスの投資家立ちの使い方
エフエックス・オンライン・ジャパン グレッグ・ベーカー室長
CFDで一番人気がある商品は株
イギリスでは証券取引所が人気なので、日本では日経225が人気になると思う。
CFD = Contract For Difference
コントラクト・フォー・ディフェレンス(差金決済)
売りからでも買いからでも入れる。
商品によっては、最大200倍。
CFDの取引対象
各国の個別株(世界3500銘柄)、株価指数、商品先物、債権などあらゆるもの
CFDの仕組み
200円 × 1000株 =20万円必要
CFDなら証拠金10%の2万円
株価が20円上がれば、22万円に。2万円の利益。
株価が20円下がれば、18万円になり、元手である証拠金が消滅する。
株や商品は変動が大きいため、よりハイリスクでハイリターン。そんな理由から、これまでCFDはプロ向けの商品だった。相場が下落する今、なぜリスク商品を展開するのか。
エフエックス・オンライン・ジャパン アンドリュー・マッケイ会長
CFDは『売り』からも『買い』からも入ることが出来る。
相場が下落していても『売り』のポジションが取れる。
だから、今のような下落局面はCFDを拡大する絶好の機会
ダイヤモンド・ザイ 浜辺 雅志 編集長
洗練された投資家には良いツールだがツールはただの道具。
よく切れるナイフはうまく使わないと怪我をする。
日本のマーケットはフランスやスペインよりも大きい。
CFDのマーケットは潜在的に今の10倍以上ある
個人投資家は・・・
自分が年をとったときに、老人ホームに入れるか?入れない。
FXで230万円の利益。リーマンショックで吹き飛んだ。
専門家は警鐘
インベストラスト 福永 博之 アナリスト
米の金融危機を生んだように、個人投資家も使い方を誤ると損失を生む可能性ある。
個人投資家も知識を高める必要がある。
株安で動き出す個人投資家
知識が増えてきたのもあるが、不安も。
ここ10年くらい、いろんなツールが出てきた。
知識と経験と時間とリスクを取れる玄人はだしの人が増えてきた。
みんながやってもしょうがない。
そういうことが出来る人に。
ゼロサムの中で勝ち続ける(短期)のと、パイが広がっていくところで稼ぐ(長期)のと。
今の段階から半分になるのは考えにくい。
基本のところから、大部分の人は始めていったほうがいい。
貯金以上。リスクとってるから。
今の段階から半分になるのは考えにくい。
長期で考えれば、いい。
■シリーズ 大統領選企画 ”宝の海”でゆれるフロリダ
直前!アメリカ大統領選挙
27日(月) ウォール街と大統領選挙
28日(火) 危機の震源地 米住宅の今
29日(水) ”宝の海”でゆれるフロリダ
30日(木) 『金融爆弾』開発者を直撃
掘るべきか掘らざるべきか
米大統領選 資源で揺れるフロリダ
海洋掘削
米では一部認められている。
マケイン、アメリカ沖にある海底資源の開発拡大を掲げている
開発禁止区域には180億バレルの石油と7兆6000億フィートの天然ガス
雇用が産まれる。収入は2倍。
反対派
数年前、133件の爆発。2件は大規模な爆発。
目先のことでこの海を失うのは悲劇
この問題は省エネと代替エネルギーで解決できる。
オバマ
代替エネルギーの開発に投資すると公約
約2年前に”ジャトロファ”計画を始めた
ジャトロファ燃料 クライスラーなどが開発
種1キロで0.4Lの油
発熱量が重油に匹敵する
2年で1.5m、3年後には4倍に。
1.乾燥した土地で栽培可能
2.実には毒があるので、食用に適さない。食糧価格上昇に繋がりにくい
グーグル
『エネルギー部門に巨額投資を検討』と米紙が報道
オバマ政権誕生をにらんだ動きとの見方も
エネルギー問題で攻防
安全保障+エコ 調和探る米国
■ビジネス・フラッシュ
・三井住友銀行 韓国最大手銀に出資
三井住友FGは通気見通し 純利益1800億円に下方修正
・タカラトミー 41%の増益
トレーディングカードの販売が予想上回る好調
・金融商品で最大750億円損失か
ソフトバンクが発表 営業利益は過去最高に
■マーケット
NY +1ドル 9066ドル 方向感無い。
ナスダック 下落
1ドル 97.50円台
1バレル 66ドル台 +3ドル程度
米GM世界販売台数
08年1-9月期 665万台5751台(前年同月比-5.8%)
トヨタ自動車世界販売台数
08年1-9月期 705万台
⇒約40万台リードで年間トップは確実
日経平均
+589円 8211円
大幅上げ後、一旦下落、アジア株の上昇を受け、再上昇
■トレンドたまご 2419 ブログを書く植物!?
気持ちが分かる?
スイートハート
生体電位(弱い電流)
電位の情報、天気、気温、人の接触など全てを数値化
項目ごとに植物が思うと思われる単語を当てはめて、開発
言葉は数万通り
植物と会話?
光合成も出来る。
緑さんと相性占いも出来る
カヤッククリエーター 瀬尾こうじろう
■提言 御館さん
金融バブル崩壊で消費など色んなものがシュリンクしているが、必要以上に萎縮する必要はないと。
他にも見ておかなければならない要素があるそうですね。
これから起こることで注目するべきこと(起こりつつあること)
1.不動産がバブル的だった国は、かなり行き遅れている。米だけでなく、イギリス、スペイン。幸い、日本はミニバブルのところでちょっと前に弾けていた。建築基準法改正で、そもそもそこが不景気だったので、かえってインパクトは少ないかもしれないけど、影響がどれくらい出てくるか。
2.前のバブルの時もそうだったけど、本来ずっと景気が良かったらマーケットから退出すべき企業が残っている。不良債権処理が後送りされて生き残っているのが結構ある。世界的に。産業再生機構がやったような一体再生が進むかどうか
3.今までものすごく上がって、下がって、というのは。資源とか穀物。バブルか一時的調整かが全然見えない。どんどん下がっていくと、そこに大きな投資をした企業はかなり痛手をこうむる。
ここの変化を見続けないと、影響の変化を見るところまで行かない。
一番大きな影響が、CMDバリュー。穀物も含めた商品バリュー。