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WBS 08年11月24日(月)

■正社員採用にも異変の波
”就職””転職”戦線異常あり

2000年以降の求人数
2003年から伸びてたが、去年、縮小。

”売り手市場”に変化 新卒採用のいま
『プロの仕事研究』カンファレンス

来場者前年より3割増加

去年は1.98倍。ここに来て変化
外資系金融と不動産に大きな変化
『新卒採用を減らす』大幅増加
採用計画が定まらない企業が

”人材不足”の理系でも変化が
コア人材だけに絞っているのが見える

求人広告掲載件数 今春以降停滞している


景気後退はチャンス 中核人材を探せ
ケーテック 半年で5人 3月までに10人新たに採用
大手の生産調整や採用ストップで、私たちに来るのが増えてる。

団塊世代の大量退職に備え
現状維持では衰退のみ。
投資を考えたときには無形なものにとうしし、間接的に利益を生み出していく

Search farm japan
サーチファームジャパン
海外事業におけるキーマンの採用という話が増加していく


■シティ 救済に異例の資産保証
米シティ 救済策を発表
追加資本注入に加え

救済策1
不良資産約30兆円から発生した損失を財務省などが肩代わり

損失保証の条件
優先株70億ドル(6650億円)発行を


救済策2
追加の資本注入200億ドル(約1兆9000億円) ⇒ 資本注入は合計450億ドルに。

米シティへ異例の救済策

シティの経営不安 ⇒ 不良資産の買い取り見送りが引き金

・普通株の配当制限
・新たな資本注入への高額配当
⇒救済策は厳しい条件

千葉商科大学 斉藤さん
シティに異例の救済策
70兆円の金融安定化法案、ポールソン長官が買い取りやめた、と発表。
資本注入に向かった。
買取をやめた理由

1.機械が下がってる。買い取り額が確定していない
2.70兆円では借りないのでは?
オバマ政権にやってもらおう。

シティにかんしては、つなぎ策

資産の政府保証 ”つなぎ”の政策
時価総額の倍以上政府のお金が入る。
事実上の国有化。
オバマ政権大変になる。


■特集 WTO前進?日本の農業は
特集 日本の農業は再生できるか

APEC ペルー・リマ
アジア太平洋経済協力会議
WTO 世界貿易機関

APEC 年内の大枠合意

高い関税をかけられる『重要品目』が目標の半分の4%しか守れないところだった。
が、各国の対立でまもらずにすんだ。
今度は合意に至りそう。


山下 一仁

年内合意を目指して、12月中旬再開目指している。
今まで4階挫折してるけど、ドーハ・ラウンド 決着の可能性・・・

ブッシュ父が負けたときにブレークスルー。
今回もその可能性あり。
今までとちょっと違ったところ。

ドーハ・ラウンド再開へ

日本は生産を制限することで、米の価格を高くしている。

日本は高い価格で維持しているから、高い関税が必要に。
EUは価格を下げて、直接農家に補助している。
日本・EU対アメリカから日本対アメリカ・EUになった。
農業の保護の構造が変わった。


世界の”非常識” 日本の農業政策

日本農業の再生は? 高コストの”国産”

輸入米 年間20-30万トンが加工ように
20枚入り105円のせんべいも。

加工品や外食は国産より安さ
国産農作物と消費者にギャップ

日本 1万4635円 昨年秋のお米1俵あたりの販売価格

米価維持のために
生産調整   減反政策 転作補助金 1600億円
輸入米抑える 高い関税788%
消費者が買う

どう再生? ”日本の農業


安いお米をするには
減反政策、高い関税を辞める。
安いお米を消費者が買う

消費者負担型農政をやめる
カルテルに参加させるために、税金使ってる。

やめると、1俵あたり、9500円くらいに下がる。
約4割

米価が安くなると、農家が困る、と言うことで、消費者に負担させて農家を保護。
60年代以降の農政。
それまでは、規模拡大でコスト下げて、所得を上げる政策に。
それ以降、米価を上げる政策に。

『根本課題』価格維持!?
消費者保護から農家保護になってしまった。

EU、穀物価格を30%下げた。
直接政策保証した。
農業で生きていっている農家に対してのみ、直接補助金を。
構造改革を行っていて、大きくなりすぎていた。

日本の場合、兼業農家が多い。
対象を絞って、専業農家だけにするべき。

代わりに、専業農家に所得保障1600億円。
減反にかけているお金を所得保障に変えるだけで、米価が下がる。

EUでは消費者から反発上がらず。

守るべきは何?
消費者、高い価格のために高い消費税を払っているのと同じ。
4兆円、消費税1.6兆円くらい。

不透明なのが問題。


『生産調整』農水省の見解
『中止するとコメの値段は暴落 日本の農業は衰退』

9500円の水準も、暴落と言われるかも知れないが。
96年の大凶作の時、減反解禁。
といいつつ、戻ってこなかった。
250万haのうち、100万ha減反から戻ってきたら大変やけど。
本当のコストは6000円くらい。


減反廃止と所得補償でどうなる
農水省主張
・米価暴落
・大規模農家が打撃
・輸出は不可能

山下氏主張
・今より安いコメ
・大規模農家に限って所得補償
・輸出も可能(市場は拡大)

コメが安くなれば、輸出できるように。

農業政策 どう選択?

今のままだと、縮小政策しか描けない。
段階的に価格が下がっていくように。
ソフトランディング目指すべき


■技あり!ニッポンの底力
泡でコントロール
マセラッティ ジャガー アストンマーティン 
広島・西区
西川ゴム工業 1934年創業
スポンジゴム

60数年スポンジゴムを手がけてる
泡をコントロールする

泡で『防音・防水』

自動車用スポンジ
月産80万本(車20万台分)シェアトップ
泡の大きさで硬さが変わる。

防水、防音を高めるために、2種類のスポンジゴムを一度に成型、230度で過熱
加熱して弾力性を持たせ発砲させる

口金 車種ごとに形状が異なる

発泡剤と口金でゴムの弾力性を操る

ニッチを追求すれば大きな市場がある


■フラッシュ・ニュース
・北の核に進展は? 5ヶ月ぶり6カ国協議を開催へ
・オバマ政権経済チーム ガイトナー氏サマーズ氏らを起用へ
・タイで抗議デモ 反タクシン派が国会包囲し緊張
・OPEC緊急会合 原油安で再減産を検討へ

オバマ経済チーム発表へ
クリントンでもそうだったから、斬新さが無い。
安心感からマーケットは上昇。
市場中心から市場修正主義へ。
FRB、量的緩和辞さず、積極的に財政出すことも。
短期的には何でもやる。

大胆な政策実施へ 金融を財政出動か


来月8日開催


■トレンドたまご 2435 瞬間加熱器
前田真理子
すぐ飲み頃?!
2時間かかっていたのが20-30秒に
IHを利用して缶の側面から暖めてる。
23.5度から52.5度まで約20秒。
回転させることで中身の温度を早く均一に。
いろいろな金属管に対応が可能
電気代 従来の保温きの約10分の1
1台10万円以下目指す
IH缶ウォーマー
大和製罐


■マーケット
NY +160 8207ドル
1ドル=95.91-96円
1バレル=51.31ドル


■X’masイブまで1ヶ月 年末商戦の行方は?
メディアー樹
店頭式
中島みきさんも
恋人に期待するプレゼントの額
50827円 去年を4000円以上上回る。
自分は2500円以上下げたい


■提言
日本の農業の再生は急務

60年代に消費者行政中心から農家中心に。

どういう風に関税が決まってるか、誰も知らない。
税金、金融なども。
国民は、知らないうちに、と。
ガソリン税も、暫定税率を知らなかった。

知ると、行政、財政がおかしいと分かってくる。

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2008年11月24日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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